上顎前突

前歯が前に突き出した上顎変形症の一つです。一般には「出っ歯」と呼ばれているもので、審美歯科および口腔外科で扱う典型的な噛み合わせの症状といえます。

まず、この噛み合わせの症状が、前歯の問題なのか、それとも顎の骨にまで及ぶ問題なのかを診断します。前歯の矯正だけで済む場合は、じっくり時間をかけて歯を正しい位置にまで移動させていきます。

矯正には一部抜歯が伴い、少なくとも1〜2年の治療期間が必要です。

十分なカウンセリング、綿密な測定や検査の結果、問題が歯並びよりも、むしろ上顎の形にあると診断された場合、また歯列矯正だけでは効果が上がらない症状の場合は、口腔外科による顎矯正手術を行います。

上顎前突に対する骨切り1 上顎前突に対する骨切り2

上顎前突 施術の手順

上顎の移動
顎骨形成術では、下顎の骨の移動からはじめます。まず、「出っ歯」の場合と同様に、下顎(出っ歯の場合は上顎)左右の第1小臼歯を抜歯してから、顎の骨切りを実施して、下顎の前歯が上顎の前歯よりも内側にくる正しい位置まで移動させていきます(右図参照)。
反対咬合はこれでほぼ解決します。
おとがいの形成
つぎに審美的な処置として、おとがい先端部分を削り取り、長くつきだした下顎を短くすることで、口元から顎にかけてのバランスの悪さを修正していきます。
移動した顎骨を固定する
正しい位置に移動された上顎の骨は、顎の内部と歯の2ヵ所できっちり固定されます。顎の内部で固定したワイヤーは、このまま触らずにおきますが、抜歯した第1臼歯の両側の歯を結んでいたワイヤーは、平均して手術後2ヶ月で取り除くことになります。

治療費(税抜)

上顎前突治療 ¥1,500,000〜

施術データ

治療期間(治療回数) 約1ヶ月(詳しくは本文参照)
麻酔 全身麻酔
ダウンタイム すぐ日常生活行えるが、1週間程安静を推奨

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